国際都市言語学会の第22回年次大会(The 22st Annual Conference of the International Association of Urban Language Studies)は、2025年9月19日から22日にかけて中国の北京交通大学で開催されます。本年次大会は、北京交通大学言語コミュニケーション学部と国際都市言語学会(IAULS)および中国言語戦略研究センター(南京大学)による共催です。皆様の積極的なご応募をお待ちしております。
Ⅰ 大会テーマ
世界情勢の急速な変化、社会組織の複雑化、技術の進歩、社会の発展と技術革新の継続的インテグレーションは、言語とコミュニケーションに一連の新たな課題をもたらしました。こうした背景を踏まえ、本年次大会のテーマは「言語とコミュニケーションの新たな場面」と設定されました。これは、言語のコミュニケーション機能に関する学際的な研究を促進し、人工知能時代におけるマス・コミュニケーションの発展や動向を把握することを目的としています。本年次大会では、都市言語セミナー(ULS)の伝統に従い、言語を多角的な視点から研究し、量的・質的アプローチを用いた実証的研究を歓迎します。具体的には以下のトピックを含みますが、これらに限定されない研究も歓迎します。
(1) 言語文字の社会的応用に関する新たな場面
(2) 言語技術の応用に関する新たな場面
(3) 子どもの言語習得と教育
(4) 都市言語計画と言語政策
(5) 都市イメージにおける言語記号とコミュニケーション戦略
(6) 言語の多様性とスマートシティ
(7) 新都市化と都市方言
(8) 社会言語学の新たな課題
Ⅱ 開催日時・場所
- 日時:2025年9月19日(金)~22日(月)
- 場所:中国 北京交通大学 言語コミュニケーション学部
(北京市海淀区上園村3号、北京交通大学思源西楼 https://yyxy.bjtu.edu.cn/cms)
Ⅲ 基調講演
主催側がULS22に招待し講演を行う予定の専門家や学者は以下のとおりです。
李国芳(ブリティッシュコロンビア大学)
Li Wei(ロンドン大学カレッジ)
李宇明(北京語言大学)
Marinus van den Berg (ライデン大学)
Richard Van Ness SIMMONS(香港中文大学)
James Walker(メルボルン大学)
徐大明(南京大学)
尹静(北京交通大学)
朝日祥之(日本国立国語研究所)
祝華(ロンドン大学カレッジ)
IV ワークショップ
グローバルコミュニケーションの視点から見た留学生の言語政策と言語計画に関する研究
(企画責任者:韓亜文・東南大学)
V 応募方法
参加希望者は「発表申込書」を提出してください。具体的には以下のとおりです。
(1)要旨にはタイトル、内容、キーワード、参考文献を含めること
(2)言語:中国語、英語、日本語
(3)文字・ワード数:中国語は600字以内、英語は500ワード以内、日本語は800字以内(文字数制限にはタイトル、キーワード、本文が含まれますが、参考文献は含まない)。
要旨には図表を使用しないこと、参考文献は5件以内にしてください。
(4)要旨はPDF形式で提出してください。ファイル名は論文タイトルの最初の5文字(XXXXX.pdf)にしてください。要旨内に個人情報は含まれないでください。
(5)要旨は、専用メールボックスuls2025@163.comに添付ファイルとして送信してください。メールの件名は「ABSTRACT_ULS22」とし、メール本文には、著者名、所属名、職名、論文タイトル、メールアドレスを記載してください。
VI 主要スケジュール
- 提出開始および締め切り日:2025年2月15日~2025年6月15日23時59分(北京時間) 締め切り延長
- 採択通知と参加招待状の発行:2025年6月30日
Ⅶ 参加費
本大会参加費はIAULS非会員1200元、IAULS会員は600元です。旅費等その他の費用は自己負担(採用通知書を受け取ってから 30 日以内に国際都市言語学会に入会した非会員は参加費割引の対象)になります。
Ⅷ 連絡先
国際都市言語学会ウェブページ: https://www.iauls.com
投稿先: uls2025@163.com
北京交通大学 言語コミュニケーション学院
国際都市言語学会(IAULS)
中国言語戦略研究センター(南京大学)
2025年5月25日
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